IELTSの点数が足りない。Pre-sessional courseに行くべき?語学学校に行くべき?

大学院留学を検討している際に、やはり心配になるのが語学力だと思います。

IELTSの点数が足りない、入学志願する際に学校が提示するIELTSの得点まで達しないかもしれない・・・

そんな不安がある方もいらっしゃるかと思います。

そんな方に今回は「Pre-sessionalコース」と「現地の語学学校に行く」どちらの選択肢が良いのか解説していきたいと思います。

Pre-sessional courseって何?

まずはPre-sessional courseを解説していきます!

Pre-sessional courseとは?

Pre-sessional courseとは、各大学院側が留学生に向けて提供している大学院への準備コースです。

イギリスの大学院は9月に始まりますが、その前に語学力が足りない方に向けて大学院側が、入学準備しつつ大学院に入学できるコースを開設してくれています。

入学前の時点での語学力にもよりますが、早い人(IELTS 5.0~5.5)で大学院の入学日の18週前から、遅い人(IELTS 6.0~6.5)で5週間前にPre-sessional courseに入学できます。

Pre-sessional courseの入学に必要なIELTSのスコアは各大学院によって異なりますので、ご希望の大学院のサイトで詳細は調べていただければと思います。

大学院の入学にはIELTSのスコア等英語力の証明が必要ですが、Pre-sessional courseに入ればそのコースでのスコアが入学の審査に加味できます。

また、Pre-sessional courseに通えば語学力を高めつつ、実際の大学院でも使えるスキルも取得できます。

ちなみにコース内容は大学院にもよりますが、下記を学べます。

  • アカデミック英語(ライティング、リサーチ、プレゼンテーションスキルなど)
  • ディスカッション
  • コミュニケーションスキル

Pre-sessional courseに行くメリット

Pre-sessional courseが大学院の準備コースということは理解いただけたかと思いますが、ではわざわざ行くメリットはあるのでしょうか?

語学力が不安な方や初めての留学をされる方には通うメリットがたくさんあるかと思います。

  1. 英語力が多少足りなくても希望の大学院に入れる
  2. 同じ大学院の友達ができる
  3. 大学院に進学という目標が決まっているため、アカデミックな英語や大学院で必要なスキルが学べる

Pre-sessional courseに通う方のほとんどがそのまま受講した大学院に進学するため、仲間もできつつ安心して勉強できる環境に身を置けます。

また、ひと足さきに現地で学べるためゆっくり入学準備ができるとともに、大学周辺の施設や飲食店もリサーチできるのでいざ大学院の授業が始まっても焦ることなく授業に順応できると思います。

Pre-sessional courseに行くデメリット

では一方でデメリットはなんでしょうか?

長所もある一方でもちろんデメリットもあります。

  1. 早めに志望校の選定、語学力の向上が求められる
  2. 費用がかかる

多くの方がIELTSを受けた後、その結果で自分の志望校と照らし合わせて入学願書の書類等を提出するかと思いますが、Pre-sessional courseとなると願書が早いためにその前までにIELTSのスコアが必要になります。

したがってそれまでにIELTSを取得しておかなければなりませんし、志望校の選定も早めに行わなくてはいけません。

また、一般的にはPre-sessional courseを受講した場合、最後にテストが行われ、それが実質入学テストという形になるためそのまま受講した大学院に進学することになります。

結果として、他の大学院に進学することはできないため(一部例外も認められているところもあるかもしれませんが、それぞれの大学院でご確認ください。)それを踏まえた上でしっかり大学院を選定しなくてはいけません。

また、もちろん費用もかかってしまいます。

Pre-sessional courseの費用+生活費がかかってきてしまうためそちらの準備も必要にはなってしまいます。

コースの費用だけで18週のコースで90万円前後、9週のコースで50万円前後、5週のコースで30万円前後かかります。

語学学校に行くメリット・デメリット

ではもう一つの選択肢である語学学校を見ていきます!

現地で語学学校に行くメリット

語学学校は大学附属のものから大手の会社が提供している学校、個人が経営している学校と選択肢が幅広いのでニーズに合ったところから選ぶことができます。

また、現地で語学学校に行くことでその土地の雰囲気が味わえたり、現地の方や多国籍のクラスメイトともコミュニケーションをとる機会に恵まれるため日本にいるときよりも圧倒的に上達が早いと思います。

授業以外にも課外活動があり、授業の後にクラスメイトとパブでご飯を食べたり、アクティビティに参加するなど現地でしか味わえない体験ができます。

  1. 語学力向上のモチベーションが保てる
  2. 多国籍な友人ができる
  3. 英語を通した現地での課外活動が体験できる

現地で語学学校に行くデメリット

その一方でもちろん現地での語学学校にもデメリットはあります。

  1. 費用がかかる
  2. 様々な目的・立場の人が通うため同じモチベーションで切磋琢磨はできない
  3. 語学学校の勉強と並行して大学院の入学準備が必要

現地で生活や語学学校に行くため費用がかかるのはもちろんですが、語学学校ですとさまざまな目的や立場の人が通うため、勉強するモチベーションが低い人も一定数います。

そのため「大学院に入学するため」と高いモチベーションで切磋琢磨するチームメイトに囲まれるかと言えばそうでない場合が多いのが現状です。

また、語学学校はあくまで語学学習にだけ特化しているため大学院に進学するとなると入学手続きや入学に必要な書類作成等は勉強をしつつ自分で行わなくてはいけないのも少し大変な部分かと思います。

まとめ: 大学院に進学を考えているなら断然Pre-sessional course!

もちろん語学学校が悪いといっているわけではありません。

現段階の語学力が低くて語学力の向上を目指している、とりあえず現地の雰囲気を知りたいという方であれば現地の語学学校に行く選択肢もあるかと思います。

ですが、最終的に大学院に進学を考えているならちょっと背伸びをしてでもPre-sessional courseを選択することをオススメします。

もちろんさまざまな選択肢がありますし、どれも間違った選択肢はないので、しっかり双方のメリット・デメリットを鑑みた上で悔いのない選択ができることを願っています!