旅行編!イギリスで車を借りる場合はどうするの?

せっかくイギリスに来たからには色々なところに行きたいもの!

もちろん電車も通ってはいますが、せっかくなら車で島国を周りたくありませんか?

交通ルールは日本と同じで左側を走りますし、AT車や日本車も借りれるので是非レンタカーしてイギリスを満喫してください。

ここでは、レンタカーの借り方や注意点を解説していきます。

まず車を借りる前にすること!

まずは車を借りる前に大きく2つのことを確認しておきましょう!

国際運転免許証を取得する

日本での運転免許証を持っていても国際運転免許証がなくてはイギリスでは運転できません。

※イギリスに居住していれば日本の運転免許証でも可能な場合がありますが、国際運転免許証があると英語で表記されているのでスムーズに契約できます。

すでに運転免許証を持っている方は各都道府県の運転免許試験場か運転免許更新センターで簡単に取得できます。

現在お持ちの運転免許証と2,350円~2,500円を持っていけばすぐに発行してもらえます。

イギリスの交通ルールを確認する

日本とイギリスは交通ルールが同じため、大抵の車が右ハンドルで、道も左側通行です。

また、標識も似ているものが多いため、運転する際はさほど問題はないかと思います!

ただ、一番難しいのが、一方通行で右回りのラウンドアバウト
※上記の写真です。

日本は信号が多く設置され、5叉路や6叉路の道の通行も簡単ですが、イギリスでは信号がない場所が多く、高速道路などを出ると真ん中の島を起点にぐるぐる回りながら自分の行きたい方向に出るラウンドアバウトが多くあります。

道がわかっていたり、慣れていればすぐに目的の道路に向かうことができますが、最初は焦らず徐々に向かいたい方向の道路に近づいていって出てください。

出れなくてもまた一周するだけですので、焦らずウインカーをしっかり出して運転しましょう。

イギリスでレンタカーを借りよう!

さまざまな方法でレンタカーを借りる方法があるかとは思いますが、ここではネットでのレンタル方法を解説していきます。

イギリスでレンタカーを調べると、「Europcar」「enterprise」「keddy」「dollar」などが検索に引っかかるかと思います。

ここに挙げた会社がイギリスのレンタカー会社では知名度は高いレンタカー会社かと思います。

ですが、どこで借りてもさほど差はないかと思います。

と申しますのも、イギリスのレンタカーの評判は全体的にあまり良くないので、日程や借りる場所・車の車種を重視して借りましょう。

※安いからなどと価格のみで探すとローカルの怪しいレンタカー会社も検索されるかと思いますが、ぼったくりや車の安全性が保証できないものもあるかもしれないので、大手や実績がある会社で借りることをオススメします。

1. 車を選ぶ

お好きな車やこれを借りたいという方がいらっしゃる場合はもちろんそのことをレンタカー会社に伝えれば手配してくれるかと思います。

ただ、初めてイギリスでレンタカーを借りる方は、日本車を希望するのが良いのかなと思います。

異国の地で命の安全を考えると馴染みのある日本車の方がいざって時に使い方に困らないのかなと思います。

私が車を借りた時は、レンタカー会社がその場で車を選ばせてくれたのですが、案内された車は全部日本車をでした!

また、イギリスでもAT車が主流ですが、AT車のみの運転免許証を持っている方は借りる時にその旨もしっかり伝えましょう!

I only have an AT car driving license.

上記を伝えればAT車のみで案内してくれるかと思います。

2. これだけは絶対やって!!!借りる際の注意点!!!

これだけは必ずしっかり行ってください!!

借りる際に車のキズをしっかり見ておく

もし可能であれば、車に乗る前(スタッフが一緒に同行している時はよりベスト)に動画や写真を撮っておいてください。

必ずと言い切っても良いほどこれがのちにトラブルを生みます。

私が初めて車を借りるときに、サイトでレンタカー会社の評価をチェックしていても、これでぼったくられたと言っている人を多く見ました。

また、私も車を借りて返す際に、「貸した時にはないキズがある」などとスタッフの人に言われ、危うく追加料金を取られるところでした。

※日本人は英語ができない不安があるからかそう言われると泣き寝入りして払ってしまう人が多いみたいです。

ぶつけたり事故に遭ったりしていない場合で、あらぬ疑いをされた際はしっかり、借りる前に撮った動画や写真を見せるなどしっかり説明することをオススメします。

3. スピードには要注意!

イギリスは日本と違って高速道路という概念がなく、どこに行く際も道路で交通料を取られることはありません。

※2003年からロンドンでレンタカーする場合もロンドン市内の渋滞税(Congestion Charge)を支払いが課せられるようになりました。

また、地方に行くとほとんど車が走ってない広い道も多いです。

ですが、そこで注意してもらいたいのが制限速度です。

大抵の道路は日本と同じで50km道路になります。

私は50km道路を59kmで走っていたところ切符を切られてしまいました。

それも後日郵送で資料が届き、「50km道路を59kmと9km速度超過していたため、12月25日までに〇〇ドルを支払ってください。その期日を越えた場合は延滞金が追加されます。」

と嬉しくないクリスマスプレゼントをもらったくらいです。

警察官が速度違反をチェックしている場合もありますが、私が切符を切られたのは道路に設置されている速度計(日本で言うところのオービス)で計測されてしまいました。

※速度超過した場所の写真付きで郵送されてきます。

ですから、しっかり速度制限を守りましょう。

※余談ですが、イギリスでは切符を切られましたが、日本の免許証には影響がないので安心してください。

4. ガソリンの量を確認する

日本で車を借りる時、多くのレンタカー会社はガソリン満タンで返却してくださいと言われるかと思いますが、イギリスではガソリンを半分以下で返却してくださいと言われます。

もちろん全部のレンタカー会社が該当するわけではないとは思いますが、私が借りたレンタカー会社も友人が借りたレンタカー会社も該当し、ガソリンの量を半分で返却させられました。

そのため、車を借りる際は、返却時のガソリンの量もしっかり確認しましょう。

まとめ

レンタカーを借りる際は、事前に国際運転免許証をしっかり取得し、イギリスの標識や交通ルールを確認しておきましょう。

また、実際に借りる際は、車の傷の有無、返却時のガソリンの量をしっかり確認した上で借りることをオススメします。

ぜひ交通ルールを守って安全運転を心がけていただき、イギリスの車での旅行がより素敵なものになることを願っています。