専攻別に見るイギリス大学院留学ー世界ランキングとイギリス国内の評価

日本の修士課程は2年間ですが、イギリスのMaster Courseはほとんどの場合が1年間です。

専攻科目の選択は留学生活に大きく影響します。

「本気でこれを学びたい!」心からそう思える分野を、思いっきり学ぶ1年間にしていきましょう!

本当に学びたい事は何?専攻科目を見極めよう

大学院は、基本的に学士課程で学んだ専攻科目をより深く学び、高い専門性を身につる課程と言えます。

学習内容のレベルも当然上がりますし、研究活動について行く覚悟や忍耐も必要とされます。

大学院生活の専攻科目選びで大切なことは一体何でしょうか?

大学院での専攻科目の重要性

大学院の修士課程(イギリスではMaster Course)では、専攻科目に対する学識をより深め、
その道のエキスパートとして高い専門性が求められます。

日本の修士課程は2年間ですが、イギリスのMaster Courseはほとんどの場合が1年間です。

学部生の集大成が卒業論文ならば、大学院のそれは修士論文。

つまり、イギリス大学院留学の場合、1年間で高度な論文を書き上げねばなりません。

そして、これは想像以上にタフな作業です。

留学中は、勉強だけに集中するのではなく、異なる生活環境や世界中から集まる学生たちと交友関係を築くのも大切。

毎日様々な事柄がものすごい勢いで同時進行していきます。

1、2ヶ月は新しい生活環境に慣れるのに、毎日精一杯になるでしょう。

しかし、そんな多忙な中でも修士論文提出を目指し、日々の勉強は怠れません。

途中で投げ出したくなる時もありますが、それでも逃げずに学習するには、これ以上ないと言っていいほど大事な事があります。

それは、自分の「専攻科目にどれだけ情熱を持てるか」。これに尽きます。

「好き」の原動力は無限大です。慣れないイギリスでの生活にくじけそうな日も必ずあります。

それでも、最後まで諦めず学ぶ姿勢を保てる理由は、「これを学びたい!」と言う気持ちが何よりも強いから。

逆に言えばそれぐらい強い気持ちで専攻科目を選ばないと、途中でギブアップしてしまう可能性が非常に高い
のでいかにその選択が重要かが分かるかと思います。

世界基準で見る 専攻別イギリス大学院ランキング

毎年更新される世界大学ランキング。

イギリスの大学はどの様な評価を受けているのでしょうか。

専攻科目別に比較しながら、志望校の候補を探していきましょう!

世界基準で見るイギリス大学院とその評価

イギリスに限らず、世界中の大学・大学院は毎年あらゆる方面からランキング付けされてます。

学生のアンケートを基に、学習環境や研究レベルなどから総合的に判断されたものが一般的ですが、より細かく専攻科目別にランク付けされたものもあります。

世界基準で見た最新のランキングでは、イギリスの大学が世界基準でどのような評価を受けているのかが分かります。

例えば、オックスフォード大学が世界1位、ケンブリッジは3位にランクインしていることから
やはり、オックスブリッジはイギリスに限らず世界から見て最高レベルの教育機関であることが分かります。

理工科目の名門校と言われているインペリアル・カレッジ・ロンドンが10位、薬学と獣医学で世界をリードする研究大学のエディンバラ大学は30位にランクイン。

現在まで多くのノーベル賞受賞者を輩出し、電子工学に強いマンチェスター大学は55位。

工学や芸術に強く、500以上のコースを提供するブリストル大学は87位。

世界レベルだとアメリカの大学が圧倒的ですが、シンガポール、中国、日本の大学も健闘していますね。

そんな中、イギリスの大学は伝統を重んじつつ、最新の技術が学べる理工学や優れた文学や芸術の分野を中心に人気がある事が分かりました。

「学びの場」として扉を開き、世界中から留学生が集まるのも納得と言えます。

専攻別 イギリス国内の大学院ランキング

世界レベルから見たイギリスの大学の次は、専攻分野別にイギリス国内でのランキングを見ていきましょう。

上位1、2位はほとんどがオックスブリッジが占めていますが、その他にも研究環境、生活環境の整った素晴らしい大学がランクインしています。

Business and Economics: 経済経営学
世界最高の経済学研究機関を誇るLSE (ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)が3位に。平和構築や紛争解決学の研究もリードしている大学です。5位にはMBAやIT分野に強いウォーリック大学がランクインしています。

Education: 教育学
Business and Economicsで4位だったUCL (ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)が、Educationでは3位にランクイン。古くから自由平等の精神を原理にし、日本の歴代首相も留学しています。世界的に医学部の評価の高いキングス・カレッジ・ロンドンが4位に続きます。

Languages, Linguistics and Literature: 語学、言語学、文学
世界ランキングでも30位だったエディンバラ大学が4位に。6位にはオックスブリッジに次いでイギリスで3番目に古いダラム大学が。人類学を中心に考古学や古典、神学が人気なのは大学の歴史を物語っていますね。

Politics and International: 政治学および国際関係学
7位までは、すでにご紹介した大学がずらりとランクインしています。続く8位には1961年創立と比較的新しい大学である、サセックス大学が。インターナショナルな研究環境を築いてきた同大学では、第一線の紛争や難民問題に取り組めます。

Engineering and Technology: 技術工学
電子工学や航空学など幅広い工学系
の研究が評価されているサウスサンプトン大学が6位に。同大学の医学部は、がん免疫治療研究のパイオニアでもあります。9位には、薬学や演劇、映画などの分野で評価の高いクイーン・メアリー(ロンドン大学)がランクインしています。

まとめ:本気で学びたいことにチャレンジしよう!

今回は世界基準のランキングと、イギリス国内での専攻別ランキングを見比べてみました。

気になる大学や学科は見つかりましたか?

もちろん、ランキングに入っている・いないはそれほど重要なことではありません。

大学院レベルになると、日本の大学機関では見つからないとてもニッチな研究分野を開拓していきたい方も多いはず。

歴史と第一線の研究環境を誇るイギリスの大学院では、そんな分野も見つかるかもしれませんね。

ご紹介した専攻別の学問はほんの一部なので、各大学のホームページや日本の教授・先輩から紹介してもらうなど、情報収集はこまめに行うといいでしょう。

冒頭でも述べましたが、専攻科目の選択は留学生活に大きく影響します。

「本気でこれを学びたい!」心からそう思える分野を、思いっきり学ぶ1年間にしていきましょう!