イギリス大学院生はどういう1日を送るの?1日の大半は文献とにらめっこ?

大学生と大学院生ではどのように生活・授業が違うのでしょうか?

大学生は、勉強ももちろんのこと社会人になる前の準備段階と言えるため、インターンやバイトなど社会勉強もする期間と言えるでしょう。

一方で大学院生は、「専門性を極めるために研究する」ためひたすら研究に時間を割いています。

ここでは、イギリス留学した大学院生の1日をみていきましょう。

大学院生の生活の1日のスケジュールとは?どんな授業構成?

もちろん人によって個人差はありますが、イギリス大学院生の1日のスケジュールを見ていきましょう。

授業は1日1~2コマ程度

上記の画像は、私が授業を受けていた時のスケジュールですが、主に授業は毎日1~2コマ程度しかありません。

例として月曜日の1日のスケジュールを見てみましょう。

  • 9:00~12:00—授業
  • 13:00~14:00—昼食
  • 14:00~17:00—予習復習
  • 18:00~20:00—夜ご飯&お風呂
  • 20:00~21:30—リラックスタイム
  • 21:30~4:00—休憩を挟みつつ予習復習
  • 4:00~8:00—睡眠

私はだいぶ甘えていたので、休憩が多かったり、睡眠が多かったりしてましたが、人によってはもっと勉強していました。。。

授業は1コマ3時間で、中休憩が10~15分ほど入りますが、それ以外は基本的にはぶっ通しで授業があります。

私はマーケティング専攻だったため、授業の半分は先生が教えてくれるトートコース(Taught corse)でした。

授業はどんな形式で行われるの?人数は?

専攻によってだいぶ内容は異なるとは思いますが、私が専攻したマーケティングやビジネス系はだいたい下記のような内容かなと思います。

  • 授業の人数:だいたい50~100人前後
  • 受講生の構成:基本的には同じ専攻の人が多いですが、日本の大学と同じで同じ授業を選べば専攻が違う学生も一緒に受講
  • 授業の構成:基本的には教授から毎週課題を出されているため、その課題の確認。それぞれどう思ったかを手を挙げて回答。課題に出されていた内容を踏まえたケーススタディーや新たな課題を提案
  • 宿題:あり
  • 授業の形式:教授が生徒に教える&質問する、または教授から課題だけを提示されてグループでのディスカッション

主には上記が一般的で、同じ専攻の生徒のみの授業もあれば、他の専攻の生徒とともに受講する授業もあります。

他の専攻の人との授業は、多角的な視野で考えたり、違うバックグラウンドの人と情報をシェアできたりと非常に実りが多い授業だと思います。

どれくらい勉強するの?なんで大学院生は忙しそうなの?

大学院生のスケジュールや授業は述べましたが、ではなぜ大学院生は忙しいのでしょうか?

主に課題に追われます。

イギリスの大学院生は、大学生から見ると忙しそうですが、一体何をしているのでしょうか。

基本的に、毎回授業で出される課題に追われています。

非常に汚くて恐縮ですが、上記の写真は私がイギリスの大学院時代に課題に出されたケーススタディーを印刷したものや、教科書の一部です。

実際にはオンライン上に上がっている文献を読んだり、図書館で本を読んだりしているため課題としてはもっとあるのですが、このようにイギリス大学院生はひたすら文献を読むことに明け暮れています。

授業で、「来週までに〇〇の文献と、教科書〇〇章までの合計100ページの文献を読んできてください」と言われることも少なくありません。

ただでさえ量が多い上に、100ページ読むというのも1つの授業で言われる課題のため、これが毎日課題として出るとなるとかなりの量ですし、何よりも英語のため、時間がかかってしまうのです。

また、要領を掴めば多少は時間の削減ができますが、それでもかなりかかってしまいます。

評価方法は試験かエッセー?試験はなんとかなる?

ただでさえ授業についていくのに必死なのに、試験や卒業が出来るのか心配になるかとは思いますが、ちゃんと授業の予習復習を行っていれば大丈夫ですので、安心してください。

評価スタイルは主に2つで、エッセーなどの課題によるものか、学期末試験による評価によります。
※専攻によっては、自分で作った作品での評価などコースによって違いますので、ご了承ください。

エッセーの場合は、個人でのエッセーかグループでのエッセーを提出かに主に分けられます。

エッセーは時間がかかけられる分、より文献を読み、しっかり構成を考えられるので、普段の予習復習を踏まえた上で作成すればさほど問題ないかと思います。

一方で、試験はその日一発勝負のため、しっかり準備し、その日で実力を発揮しなくてはいけません。

試験の形式は主に、クローズドブックかオープンブックという、一切持ち込み禁止のテストか、教科書や資料持ち込み可能のスタイルの2つのパターンに分けられます。

両方ともに準備しなくてはいけないことはもちろんですが、ある程度最後の週で教授が大事な部分をピックアップしてくれるので、最後の授業にしっかりと出席して、準備することをオススメします。

まとめ

イギリス大学院留学は、大学生と違って専門を極めるべく、1日中研究をしています。

授業自体は1日に1~2コマしかないですが、各授業でかなり多くの課題が出され、100ページほどあることも珍しくないです。

一方で授業は、いろんな視野・バックグラウンドの学生と一緒に受講できるため、非常に有意義で楽しい時間を過ごせます。

確かに課題が多くて大変ですが、好きな分野をこんなに目一杯学べる時間はそんなにないですし、長い人生の1年をイギリス大学院留学に費やしてみてはいかがでしょうか。