イギリスではイギリス留学にこだわる留学生をよく見かけます。
「イギリスのロックバンドの英語を聞いてイギリス英語が好きになった」
「サッカーが盛んなイギリスでスポーツの分野を学びたい」
などイギリス留学を目指す人は単に英語を学びたいだけではなく、イギリスに二次的、三次的な興味を持っている人が多い傾向にあると思います。
イギリス大学院留学を考えているあなたも例外ではないでしょう。
こだわりの強いイギリスですが、おすすめの理由をいくつか挙げていきます。
英語の本場であるイギリスとは?
英語といってもイギリス英語やアメリカ英語など英語と一言でいっても歴史や環境によって同じ英語でもいろいろ違います。
ここではイギリスの英語の特徴やイギリスの環境について説明していきます!
イギリス英語の特徴とは?
イギリスに留学すれば、美しいイギリス標準英語(RP)を自宅で学ぶことができます。
イギリスは古い歴史から伝統や儀式を大切にする国で、言語も例外ではありません。
“I’m sorry”、“Excuse me”、“Yes, please”、“Thank you very much”などの言葉は日常生活の潤滑油です。
お店やレストランなど公共の場所で何かをお願いするときは”could you” や“would you”などの丁寧な表現を使い、誰かに何かを勧められたり誘われたりするときは“yes, please”や“with pleasure”を使います。
または「喜んで」などの言葉を追加するのがイギリスのエチケットです。
シンプルでストレートな表現が多いアメリカ英語に比べ、イギリスの標準英語は丁寧で婉曲な表現が多いです。
イギリス英語は原因と結果の法則で、原因⇒結果です(アメリカ英語は逆です)。
これは会話だけでなく文章を書く場合にも当てはまります。
例えば、イギリスの大手新聞であるガーディアンとアメリカの新聞であるニューヨーク・タイムズを読み比べてみると、表現の違いがよくわかります。
イギリス英語にはイギリス文化に深く根付いたイディオムやイディオム、フレーズも多くあり、それらを学ぶことでイギリスの習慣や文化、歴史に触れることができます。
たとえば、「my cup of tea」という表現は「私のお気に入り」を意味しますが、これはイギリスの紅茶を飲む習慣に由来しています。
優れたセキュリティ
イギリスは一般的に非常に安全な国です。
と申しますのも、町中や駅にCCTVという監視・防犯カメラが張り巡らされているので、普通に生活していれば犯罪に巻き込まれる可能性は低いでしょう。
また、アメリカと違って銃による犯罪も極めてまれです。
ロンドンなどの大都市では、スリや強盗の事件は発生しますが、暴力沙汰の事件に巻き込まれることは確率的に低いです。
もちろん軽犯罪の発生率は日本よりも高いので、戸締まりや持ち物に気をつける、夜の一人歩きを避けるなどの基本的な安全対策は必要ですが、総合的に見て安全な留学です。
イギリスで英語を学ぶ環境は?
イギリス人が話す英語は文法的に正しく話す場合が多いため、他の国の英語に比べて日本人にとって聞き取りやすい傾向があります。
世界クラスの教育水準
世界のトップ10大学の中には、ケンブリッジやオックスフォードなど英国の大学が常に3~4校ランクインしています。
世界中からハイレベルな学生が集まっているので、そのような学生と一緒に高い教育水準の環境に身を置くことは非常に有益です。
また、大学・大学院の在学期間は3年と1年であり、日本やアメリカ、オーストラリアの一般的な大学・大学院の在学期間に比べて短く、費用対効果が高いと言えます。
また、ヨーロッパを始め多くの学生が学びにくるため、語学だけでなく様々な文化や歴史的背景、コミュニケーション能力も養うことができます。
日本人の割合は比較的少ない
イギリスは他の国に比べて日本人学生の割合が少ない傾向にあります。
地域によっては、学校に日本人生徒が数名しかいない場合もあります。
日本人が少ないということは、日本語を話す機会が減るというメリットもあると言えます。
効率的に英語力を伸ばすには、日本語が使えない環境に身を置くことが重要で、その意味ではイギリスがおすすめです。
文化、スポーツ、旅行など言語以外の興味も追求できる!
イギリスは文化が豊かな国のため、様々な分野の趣味も楽しめます。
ミュージカルや芸術、歴史を楽しめる
伝統ある演劇や音楽で上質なエンターテイメントを楽しめるのもイギリスの魅力と言えるでしょう。
ミュージカルで言えば、Les Misérables (レ・ミゼラブル)やPhantom Of The Opera (オペラ座の怪人)、Wicked (ウィキッド)などが有名で、物語の内容が素晴らしいのは周知の事実ですが、上映される歴史的な建造物も楽しめるかと思います。
また、世界的に有名な美術館や博物館も全国に点在しており、その多くは入場無料です。
さらに各地にお城も散在しているため、旅行しつつ歴史を学ぶこともできます。
スポーツの面で言うとテニス、乗馬、ゴルフなどが人気のアクティビティで、日本よりも安い料金でアクセスできます。
ヨーロッパの国へのアクセスも簡単!
首都ロンドンはヨーロッパの交通の要衝でもあり、フランスやベルギーなどヨーロッパ諸国へのアクセスも簡単です。
航空券や鉄道には学割やアール割引などの割引がたくさんあり、上手く利用すれば安く旅行することができます。
国内にも魅力的な観光スポットが数多くあり、旅行先にも事欠きません。
まとめ
イギリスは英語の本場であり、文法的に正しい英語を学べると共に高い教育水準を比較的安全に学ぶことができる環境が整っていると言えるでしょう。
また、語学以外にもミュージカルなどの芸術的な分野やヨーロッパの国も近いため旅行なども楽しむことができます。
そのため自分の興味を追求できる機会や場所がたくさんあるので、とても有意義なイギリス大学院生活を送ることができるでしょう。