いざイギリスで生活することが決まったけど、イギリスでの生活に不安を感じている人は多いのではないでしょうか?
ご飯は美味しくないとよく聞くかと思いますが、以前に比べて多国籍なレストランも多くなり、全体的に美味しいお店も増えてきています。
また、自炊をする場合でもスーパーやコンビニが各大学もしくは寮の近くにあるため、便利かと思います。
ここでは、イギリスで生活する時の生活の知恵を解説していきます。
平日はスーパーで、土日は市場で!
日本に比べて物価が高いと言われるイギリス。
できる限り食費を抑えたいとは思いますが、下記を参考に検討してみてください。
大型スーパー(Tesco、Sainsbury’s、ASDA、Waitrose、M&S food、Morrisonsなど)で購入!
イギリスには多くの大型スーパーが点在しており、買い物には困りません。
24時間営業しているスーパーもありますし、たいてい1つは学校内にスーパーがありますので、食べ物・飲み物に困ることはありません。
ですが、やはり料金は比較的高めに設定されています。
節約されたい方は空いている時間に大型のスーパーや市場で食材を揃えると安くて新鮮なものが揃います!
朝一の市場で安く大量に食材をゲット!
毎回スーパーで買い物でも良いですが、土日の朝は市場が開催されている地域が多いイギリス。
市場では農家さんが直接販売していて質が良かったり、量が多かったりするメリットがあります。
ですがその一方で、痛んでいるものも紛れ込んでいる場合も・・・
学生の多くは、市場で効率よく食材を得て作り置きしている人たちも多かったです。
ネットスーパーをフル活用!
スーパー・市場に行く人もいますが、日本でいう生協などのネットスーパーを活用する学生も多くいました。
ネットスーパーでは、ネットで注文したものをその日中に寮まで届けてくれます。
テスト前や課題前に利用している学生も多くいましたが、留学生よりも現地の学生が比較的多く利用しているイメージです。
イギリスのスーパーでの注意点とは!?
注意すべき点はさまざまあるかとは思いますが、ここでは主な2つを紹介します。
買う前に商品をしっかり確認しましょう。
現地で比較的多く遭遇するのは、卵をパックで買ったら、何個かなくなっている、もしくは割れているなどのケースです。
イギリスでは日本と違い、卵のパックが比較的開けやすい形状になっています。
そのため、中身だけを持って行ったり、割れたものをそのままにしてあったりする場合がありますので、購入する前に全部の卵を確認することをオススメします。
また、卵だけではなくペットボトルなども同様です。
ある日ペットボトル6本がパックされているものを購入して帰ったところ、何本か飲まれていて空のペットボトルが入っており、袋も小さく破かれていたということがありました。
日本ではあまり考えられないことですが、イギリスの比較的安いスーパーではこういうことはよくあることなので、購入される前にしっかり確認してください!
イギリスのクリスマスを侮ることなかれ!
日本では年末年始にお店がお休みすることが多いように、イギリスでは12月25日のクリスマスはほとんどのお店がお休みです。
ロンドンではバスが運休していたり、電車も本数が減らされたりすることもありますので、事前に備えておくことが大事です。
稀にインド系の方が運営されている個人経営のコンビニ等がオープンしていることはありますが、それ以外のお店はクリスマスは一切閉め切ってしまってますので、しっかり備えておきましょう。
一方で12月26日以降はセールが始まりますので、イギリスならではのお土産や高級品を買いたい方はこれを狙って買いに行くのもおすすめです!
余談: 意外と重宝したもの&お水問題&肉は厚切り!?
余談ですが、買い物時に重宝したものや不便だったもの、よく議論になるお水問題までも解説していきます。
おばあちゃんのイメージだったショッピングカート
買い物にあたって、意外なものが活躍したことを紹介します。
日本では年配の方が持っている印象の強いショッピングカート。
実はこれが学生の間でも重宝されていました。
いくらスーパーが点在しているとは言っても、寮からスーパーが遠かったり、買い溜めする場合に袋で運ぶとかなり負担がかかります。
そのため多くの学生がショッピングカートを持っていき、そこに詰めて帰っている光景を目にしました。
私はその情報を知らなかったので、日本からは持っていきませんでしたが、現地で友達同士で貸し借りして市場で大量購入したものを持ち帰るのに使っていました。
もちろん寮とスーパーの位置関係等にもよりますし、ネットスーパーしか利用しない方は問題ないかとは思いますが、もしgoogle mapなどでスーパーと寮が離れている方はショッピングカートを検討するのも一案かもしれません。
水を飲むには、水を購入orブリタを利用orポットで沸騰させる!
イギリスの水道水は硬水と呼ばれ、日本の軟水に比べて比較的飲みづらいと言われています。
もちろん水道水をそのまま飲むことに抵抗がない方は良いのですが、現地の方でも水道水をそのまま飲む方はだいぶ少数派でした。
では、みんなどうしているか。
一緒に留学に行った友人にアンケートをとったところ、全員がペットボトルの水を購入していました。
また、私のフラットはブリタというドイツ製の浄水ポットを購入し、それに水道水を入れて、浄水した水を飲んでいました。
一方で、紅茶など温かいものを飲む場合は水道水をポットで沸かして飲む方が多かったです。
さまざまな方法があるとは思うので、お身体や経済的に皆様自身に合った方法で飲まれることをオススメします。
厚切りしか売っていないお肉。。。
日本では生姜焼きやしゃぶしゃぶなど薄いお肉はどこのスーパーでも簡単に手に入るかと思います。
ですが、イギリスではステーキ用の厚切りのお肉、もしくは塊で売っている場合がほとんどです。
もし薄いお肉をお求めの方は、店員さんに”thinly sliced meat”などと伝えると薄く切ってもらえる可能性もありますので、参考にしてみてください!
また、牛肉・豚肉・鶏肉に並んでダチョウのお肉も並んでいるのもイギリスならでは!
ぜひいろんな料理を試してみることをオススメします!
まとめ
先進国であるイギリスはスーパーや市場が点在しているため比較的ものを購入しやすいかと思います。
スーパーや市場を効率的に利用し、より良いイギリス生活を過ごせるように皆様に合った方法で利用してもらえればと思います。
一方で、破損している卵が紛れ込んでいたり、中身のないものにすり替わっていたりする場合もあるので十分注意が必要です。
現地の友人やイギリス留学経験者に気軽に聞いてみて、より快適な日常生活が送れることを祈っています。