イギリス大学院留学が決まったけど、渡英前にやっておくと良いこととは?学生証は作っておくべし!

いざ留学が決まっても不安なことは山ほどありますよね?

授業でもついていけるよう可能な限り日本で少しでも準備しておきたい!

生活を楽にできるように準備しておきたい!

そんな方も多いのではないでしょうか?

ここでは留学が決定してから授業が始まるまでにできる限り準備できることを解説していきます。

まずは現地での生活に備えましょう!

いざ授業が始まると目の前の課題に忙殺されます。

ここでは少しでも現地で充実した生活ができるように学業面と生活面やっておいた方が良いことを挙げていきます。

まずは授業の大まかな把握を!

学部によってDissertation(卒業論文)の有無が変わりますが、多くの専攻で1年の最後に卒業論文を書きます。

その際に、1から何を始めるかを学んでいては自分の研究に集中ができないので、テーマはどのようなものにするのか、どのように進めるのか、どういう調査方法を取ろうとするのかなどをざっくり考えておくと非常に楽です。

そのために下記の書籍を1読しておくことをオススメします。

しっかり読まなくても卒業論文の校正を把握しておくだけでも十分でしょう。

オススメの書籍はコチラです!

How to Write Your Undergraduate Dissertation

国際学生証(ISIC)を取得するのがおトクかも!?

学生に優しいイギリスは学生証があると割引されるところが多いです。

そこでオススメなのが国際学生証(ISIC)という世界で使える学生証です。

詳しくはHPでご確認いただきたいですが、この学生証があると美術館やさまざまなお店で割引を受けることができます。

実際に現地の学校でも学生証を発行してくれますが、こちらの国際学生証(ISIC)ですと世界どこでも使えますし、誕生日等も記載があるため年齢の提示が求められるところでも使用できます。

※私が通っていた大学院の学生証には生年月日が記載されておらず、危うく年齢確認ができないとの理由でバーやパブに入れないところでした。

1枚あれば元が取れるくらい活用できますので、ぜひご購入の検討を。

忘れがちな健康の確認は絶対に行いましょう!

イギリスでは国民健康保険(NHS)という医療機関があり、イギリス大学院留学に行かれる方なら無料でサービスを受けることができます。

ですからお腹が痛い、風邪をひいたなどの軽い症状であれば無料で医療を受けられます。

ただ無料なだけあって待ち時間は長いですし、軽症ではないと大きな病院(=多額の費用がかかる)に案内される可能性もあるので、なるべく病院に行かずに済むのに越したことはありません。

また、歯科や眼科、大きな病気になれば話は別で、100万円以上費用がかかるなんてことはザラにあります。

ですから、留学に行かれる際にしっかり健康な体かどうかを病院でちゃんとチェックし、良いコンディションで留学することをオススメします。

余談ですが、私は親知らずを抜いてから留学しましたし、友人も何人か歯の治療を行ってから留学してました。

いざ、日本出国の準備へ!

イギリスでの生活を考えるのがいっぱいで日本での手続きが疎かになってませんか!?

改めてここでは忘れがちな日本での手続きをざっくり紹介していきます。

送金制度の手続きの確認

留学に行く前に、どのような送金方法があるのか、クレジットカードを持っていくのか、海外送金してもらうのかなどを調べておく必要があります。

クレジットカードの場合であれば最低でも2~3種類は持っていくことをオススメします。

基本的にクレジットカードが1枚あれば生活上問題ないですが、暗証番号を間違って入力してしまったためにカードが一時的に止められてしまったり、国によっては特定のカード会社が使えなかったりすることを考慮すると何枚か持っていくのが良いでしょう。

学生の方であれば現地で銀行口座を開いて親御様に海外送金してもらうのか、paypalなどで送金をお願いするのかなども事前に確認しておく必要があります。

海外送金の場合一番の問題となるのが送金手数料のため、安くて安全な手段を検討するのが良いですが、最近ではwiseなどの会社が安く海外送金できますので検討するのもアリかなと思います。

海外転出届を提出するか検討する

留学で1年以上日本を離れる場合は、市役所に海外転出届を提出し、一部支払い義務のあるものを免除してもらうことができます。

市役所で詳細はご確認いただきたいですが、海外転出届を出すことで、本来であれば支払う義務のある住民税・国民健康保険・国民年金などの支払いを免除できます。

ですが、マイナンバーを持っている方は失効してしまう場合もあるなどデメリットもあるため、しっかり検討した上で判断してください。

※ちなみに筆者の場合は海外転出届は出さずに留学したため支払いはせざるを得なかったですが、留学から戻ってきても手続きが不要のため楽でした。

スマートフォンの解約または一時休止、もしくはプラン変更

各電話会社によってサービスが異なるため、留学前にお使いの携帯会社様に問い合わせることをオススメします。

筆者や友人の例を申しますと、

  1. 日本で使用している携帯を一番安いプランに変更し、現地でイギリス専用の携帯を購入
  2. 日本で使用している携帯を一番安いプランに変更し、SIMフリーの携帯だったために現地でSIMを購入して入れ替えて使用
  3. 日本で使用している携帯をそのまま海外でも使えるプランに変更して渡英

友人にアンケートをとった結果一番多かった回答がで、現地でSIMを購入して日本から持ってきた携帯に挿入して使っていた方が圧倒的に多かったです。

筆者が留学した時期が2014~2015年だったためにSIMを変えるのが主流でしたが、今は現在使っている携帯を海外のプランに変更や何も手続きしなくてもそのまま海外で使用できる場合もある(Softbankであれば携帯はそのままアメリカで使用可能など)ので現在お使いの携帯会社様に確認していただくのが良いかと思います。

まとめ

留学が決まったら、現地での大学院生活を楽しむために日本でできる限りの準備をして向かいましょう。

卒業論文(Dissertation)は専攻が違えどありますので、おおまかにどのような流れになるのか頭に入れておくことで焦らず論文を書いたり、卒業制作に注力できるでしょう。

また、有意義なイギリスライフを送るためにも健康第一で学生割引をフル活用して過ごせるように日本にいる時から準備しておくことをオススメします。

語学力のことが心配になるとは思いますが、日本での手続きもしっかり行なって悔いのないイギリス大学院生活を送ってください!

日本から応援してます!