日本では雨が降ると言っても1年間の多くは梅雨の時期で、それ以外の期間となるとさほど多くはないと思います。
ですが、イギリスはほぼ毎日と言ってもいいほど雨が降ります。
1日のうちに雨が降ったり止んだりを繰り返します。
そんな雨の国イギリスの雨に関する話をしていきたいと思います。
イギリス人は傘をささないは本当?
イギリス人は雨が降っていても豪雨でない限りあまり傘はさしません。
イギリス人はフード付きの洋服を好む!
雨が降るのが日常茶飯事なイギリスでは、多少の雨ではみんな傘はさしません。
その代わり洋服についているフードをかぶる人が多いです。
ロンドン以外の地域では高い建物が少ないため、雨が多い上に風も強くなる傾向が高いです。
強風が吹くため折りたたみ傘だとすぐに壊れてしまうし、だからと言ってしっかりした傘を持ち歩く場合は常に持ち歩き続けなくてはいけないため不便です。
そのため多くのイギリス人は傘はあまりささずそのままかフードをかぶる人が多いようです。
雨量自体は日本の方が降る。
年間を通した雨量だけ見れば日本は約2,000時間なのに対してイギリスは1,500時間と短いです。
ですが、日本と違う点はイギリスは厳密に雨季という期間がないため1年を通してパラパラと降るイメージです。
そのため土砂降りになる日が少ないため傘を刺さなくてもさほど影響がないイメージです。
1日のうちで天候がコロコロ変わるため、雨が降ってもすぐ止むことが多く頻繁に虹を見ることができます。
イギリス人ならではの雨との関係
やはりイギリスでは雨というイメージが強いためかイギリスならではの雨にまつわるフレーズがあります。
It is raining cats and dogs.(意味: 土砂降りだ)
よくイギリスの雨を表現すると言われる言葉で(現地ではあまり聞いたことないですが)
It is raining cats and dogs. (土砂降りだ/ 雨が激しく降っている)
こんな表現があります。
これは諸説ありますが、屋根の上で寝ていた犬や猫が雨が降ってきたから落ちてきたという由来からきていると言われています。
ここまで降ることはあまりないですが、イギリスらしい言い回しだと思います。
It is nice weather. (意味: いい天気だね!)
これはイギリスらしく皮肉っぽい言い回しになりますが、現地でも何度も耳にしたフレーズです。
あまりにも雨がよく降るため、もはやイギリスらしいいい天気だねなんて言って会話をし出します。
本来は「It is nice weather for ducks.(アヒルにとってはいい天気だね)」とアヒルにとってはいい天気と表現します。
アヒルは雨など関係なく滑ることを楽しむため、アヒルにとってはいい天気だねとイギリスジョークとも取れる表現かなと思います。
ここでは雨を表現する英語の一部を紹介しましたが、是非興味がある方は「British words for rain」なんて検索してみるのも面白いかもしれません。
まとめ
今回はイギリスと雨の関係性を表した内容を集めてみました。
イギリス大学院留学には直接関係ないかもしれませんが、イギリスで生活していく上で切っても切り離せない関係になるので少しでも楽しくイギリスのことを知ってもらえたら嬉しいです。