せっかくイギリス大学院に行くなら語学力も向上して大学院生活もエンジョイしたいですよね?
実際アストン大学院は日本人にとっての認知度は低いですが、世界的には評価が高い大学院です。
私が実際に行った経験も踏まえてアストン大学院を紹介していきます!
アストン大学院はどういうところ?
アストン大学院と聞いてもどこにあってどういう大学院かはわからない方がほとんどだと思います。
ここでは、まずアストン大学院の特徴を見ていきます!
アストン大学院のある環境とは?
アストン大学院は、イギリスの第2の都市と言われているバーミンガムにあります。
日本で言うと名古屋のようなイメージで、首都ロンドンから電車で1時間30分くらいです。
第2の都市というだけあって利便性がよく、イギリスの各地域やスコットランドにも電車で簡単に行くことができます。
学校自体は駅から徒歩15分くらいのところにあり、駅周辺には大きなモール・スーパーなどもあるため生活はしやすく治安も良い地域です。
アストン大学院のキャンパスは?
アストン大学院は1つのキャンパス内にビジネス、医学部やエンジニアなど大学・大学院に関わらず全学部が集結しています。
イギリスの大学院の多くは大学・大学院・学部などによってキャンパスが違う場所にあったり、学校内でも選択した授業によって構内をかなり歩いたりする大学院が多いです。
キャンパスが1つということもあり様々な学生と知り合う環境があるため、友人ができやすく、キャンパス内はほとんどが教授と学生しかいないため、海外にしては安全面でもかなり恵まれています。
アストン大学院の特徴は?
様々ある大学院と違ってアストン大学院の良さとはなんでしょうか?
筆者が友人と話していて感じたアストン大学院を選んでよかったポイント・悪かったポイントを解説していきます。
通ってよかったポイントとは?
まずは、主によかったポイントを挙げてみます。
- 大学院の全専攻を通して日本人がまずほとんどいない
- 国籍が偏らない
- 授業の質が高い
- 就職へのサポートが手厚い
では、1つずつ説明していきます。
せっかくイギリスに行くなら不安ではもちろんありますが、私は日本人があまりいない環境を求めていました。
その方が語学力が向上できると思ってましたし、日本人がいればついつい日本人と時間を共有してしまうと思ったからです。
その点アストン大学院はまず日本人がほとんどいません。
これは日本人にはあまり有名ではないというところにも繋がりますが、教授に伺っても毎年2人いるかいないかという状況とのことでした。
2つ目の「国籍が偏らない」。これも通ってよかったと思うポイントなのですが、有名な大学院はやはり知名度も高いことから日本・中国やインドなどから多くの留学生が通います。
従って、日本人が多いだけでなく、国籍も偏ってしまって、やはり国籍が偏るとみんな同じ国籍同士で固まるためあまり交友関係も広がりません。
また、授業でも多角的な視野での会話というよりは自国の固定概念に偏ってしまう傾向があるように感じます。
一方でアストン大学院はヨーロッパをはじめアメリカ、中国、タイ、ロシアなど本当に多くの留学生が通っており、授業以外にも多文化交流ができて楽しかったです。
最後の授業の質が高いに関してですが、アストン大学院は日本での知名度は低いものの、優秀な教授を世界中から集めています。
教授自身がさまざまなバックグランドをお持ちの方が多いので、授業も各教授で色が違い、大変面白かったです。
最後は就職へのサポートです。
まず驚いたのが、入学前のオリエンテーションの時にすでに就職活動へのオリエンテーションがあったことです。
アストン大学院は実際大学院修了後の就職率が非常に高く、その1つとして学校側もしっかり斡旋する体制があることが挙げられると思います。
学校の一部のブースにヨーロッパの会社がブースを出し、就職を斡旋している形が多かったです。(現地ビザを取得している方や海外での職歴がある方にはかなりプラスかもしれません。)
ここがダメだよ、アストン大学院!
やはり一番に挙げられるのは知名度の低さかもしれません。
世界でのMBAでの評価は高かったりするものの、日本での評判はイマイチということがあります。
実際就職活動でも「アストン大学院」と伝えても知っている人はいませんでした。(でも就職はできておりますので、ご安心を。)
日本人の卒業生が少ないだけにやはり現地の情報を得るのは厳しいというのがありました。
卒業後はアストン側で各国で開催されるreunionという同窓会を設けてくれるなどのサポートはあるのですが、それまでは横の繋がりはありません。
※ちなみにですが、アストンのreunionは稀に開催しているので、興味がある方や卒業された方はご一報いただければと思います。
【本音】アストン大学院を選択して正解でした!
実際に留学前には知名度もないし、一緒にアストン大学院に通う日本人もいなくて心細かったのですが、通ってみたらその不安は全くなくなりました。
日本人がいないために必然的に英語を話して交流をしなくてはいけないため語学力もかなり向上しました。
治安も良かったため特に危ない経験もなく、バーミンガムという利便性も高い場所だったため多くの地域・国にも旅行ができました。
バーミンガムはリバプールやスコットランドと違って訛りも強くないため一般人の方とのコミュニケーションにも苦労することなく、生活面でも非常に楽でした。
これは一番感じたのですが、アストン大学院に通う多くの学生が穏やかな生徒が多かったです。
学校によってはプライドが高かったり、マウンティングを取ってくるような方がいたりするらしいのですが、知名度があまり高くないアストン大学院に通う多くの生徒はのんびり穏やかで優しかったです。
また、多くの学生が通うためにお互いを尊重しあっていた印象があります。
個人的に、のんびりでも着実にイギリスの大学院で学びたいというような方には向いているのかなと思います。
まとめ
アストン大学院は日本での知名度こそ低いものの、海外での評価は高い大学院です。
語学力が向上するだけでなく、知識や経験を吸収できる環境にかなり恵まれています。
また、就職活動にも力を入れているなどアフターケアもしっかりとしてくれる大学院です。
ぜひイギリス大学院留学を検討の際は、候補にアストン大学院はいかがでしょうか?