イギリス留学中のお金はどうする?現金・カード・銀行口座についてお話します!

留学中、実際にイギリスで生活するとお金を使う場面が発生します。

現金やクレジットカード、現地銀行口座など様々な方法がありますが、どれが便利なのでしょうか?

それぞれの特徴をお話します!

現金(キャッシュ)

まずはキャッシュです。

日本はまだまだ現金社会と言われますが、イギリスはどうなのでしょうか?

詳しく見ていきましょう!

イギリスでの現金事情

私は1年間、イギリス大学院留学をしましたが、スーパーなどの日常の買い物でキャッシュを使うことはほぼありませんでした。

クレジットカードやデビットカードが普及していて、小さなお店や露店、自動販売機などもカードがあれば困ることはありません。

そんな出番の少ないキャッシュですが、割り勘をする時は現金があると便利でした。

お店に頼んで別々で支払いもできますが、一人がまとめて払って後で清算ね!とした方がスムーズな場面がわりとありました。

あと外食時はチップ用に多少現金があるといいと思います。

また、私の友人に実際起きたことですが、現地銀行のカードに不具合があり、再発行されるまで現金での生活を余儀なくされたこともありました。

万が一のためにキャッシュは少量用意しておくといいと思います。(盗難もあり得るので必要最低限がおすすめです)

とうやって準備するの?

私は手持ち用の少額(5万円)を2回ほどポンドに両替したのですが、どちらも羽田空港で準備をしました。(行きに自分で両替、半年後に家族の訪英時に両替分を持ってきてもらっています。)

羽田空港はイギリス市街地の両替所などに比べればレートはあまりよくないですが、ヒースロー空港よりはよく、また出張で度々利用していて割引券があったのでそこを利用しました。

ただし、多額の現金持ち込みは盗難の危険や税関への申告の必要があり(€10,000以上は申告が必要)、注意が必要です。

その他の入手法としては、海外送金で現地銀行口座に振り込み、海外で引き出し可能な日本の口座の使用、クレジットカードのキャッシング機能や私は利用していないですがネット両替やPaypalなどの方法もあるそうです。

それぞれわりと手数料がかかるのでどこが一番お得か調べてみることをお勧めしますが、実際に私の周りは多額であれば海外送金をする人が多かったです。

ちなみに、EMS(国際スピード郵便)で現金の郵送はできないのでこちらも注意が必要です。

現地の銀行口座(デビットカード)

長期留学をする際は、現地口座を作るのもいいと思います。

使い勝手はどんな感じかお話します!

使いやすい?

現地銀行口座はお金の管理がしやすい、日本から海外送金ができる、ATMで現金が引き出せる、デビットカードが便利などの理由で留学生のほとんどが口座を開設していました

現地でバイトを考えている場合も、給料受取で口座があった方がいいかもしれません。

私の大学ではキャンパス内にATMがありましたし、街中にもATMが多くあり、急に現金が必要になった時も引き出しが可能でした。(しかもだいたい引き出し手数料無料!)

私は日本のクレジットカードを使っていたので決済の都度、暗証番号を入力していましたが、現地銀行のデビットカードはかざすだけで決済完了ができていて、その点も便利そうでした。

ちなみに、現地銀行口座開設後、日本から海外送金を考える人が多いと思いますが、日本での送金手続き+送金日数(だいたい1~2日)がかかるのと、何度も送金するとその都度手数料がかかるので、どのタイミングでいくらを何度送金するか、予め計算しておくといいでしょう。

口座開設や海外送金の手間がありますが、そこを乗り越えれば使い勝手のいい方法かと思います。

口座開設するには?

口座の開設は到着後、実際に銀行に行って手続が必要です。

パスポートやビザ、ある程度の入金金額などが必要なので事前に銀行に問合せし、必要書類を確認するといいと思います。

また、ふらっと窓口に行くのではなく、みんな事前にアポを取って行っていました

注意点としては、口座にはいくつか種類があり、残高によって口座維持費がかかったりするので下調べはしておくといいでしょう。

それと、帰国の際は口座の整理(解約、残高をすべて抜くなど)も忘れずにする必要があります。

ちなみに私の周りではBarclaysという銀行口座を持つ留学生が多かったです。

クレジットカード

口座開設や海外送金が面倒で、私は支払いのほとんどを日本のクレジットカードで行っていました。

かなり少数派でしたが、参考までにクレジットカードの使い勝手もご紹介します!

クレジットカードの特徴

私が現地口座を持たず、クレジットカードを使い続けた理由は「何もしなくていい」からです。

楽天カードを使っていたのですが、日本と同じように支払いができるうえ、残高から使用状況まで全てアプリからチェックできます

反映も早く、翌日くらいには日本円でいくら使ったか確認できます。

そして、クレジットカードはポイントが貯まるというのも魅力でした。

溜まったポイントは次回の引き落としに充てられますし、私の友人はJALのカードを使って、帰りの飛行機は溜まったマイルで実質無料で帰ってきていました。

また、万が一、盗難や紛失にあった場合も日本語で対応してもらえるのも安心かもしれません。

注意点は?

そんな面倒くさがりの私にピッタリだったクレジットカードですが、注意点もあります。

まず、海外で買い物をすると都度1~2%の手数料が上乗せされるということです。

現地銀行口座では支払いに手数料がかからないのでここは残念な点です。

ただ、上記で書いた通りクレジットカードはポイントが貯まるので、ポイント還元率との兼ね合いで考えると損が少ないでしょう。

また、使用限度額があるので学費など大きな支払いをする際は確認が必要です。

それと、日本のカードはVISA、JCB、Masterが多いですが、海外ではVISAかMasterをお勧めします。

JCBも悪くはないですが、たまに使えないお店があるんですよね。

私は予備としてVISAの他にMasterも持っていました。

まとめ

こんな感じで、お金の準備もいろいろあります。

手間や手数料、手続きなど細かく違うのでぜひいろいろ比較してみてください。

参考にしていただければ嬉しいです!