イギリス大学院留学の時、どこに住むか悩みますよね。
私が実際に大学院留学していた時は、ほとんどの留学生が大学の寮かシェアハウスに住んでいました。
そこで今回は、それぞれどんな違いがあるのかお話します!
寮はどんなところ?
私を含め多くの留学生が住む寮は色々と便利な反面、寮費は高めでした。
詳しく見ていきましょう!
キャンパスが近いので便利
私の大学では一部、大学から離れた寮もありましたが、ほとんどの寮はキャンパス内でとても便利でした。
敷地内はスーパーやパブ、カフェ、スポーツ施設があり、バス乗り場も徒歩圏内でした。
教室や図書館も近く、朝もゆっくりでき、授業の空き時間も自室に戻ることができます。
また、どの寮もフラットメイトと距離が近く友達になりやすいですし、クラスメイトの寮も近いので遊びにも行きやすいです。
ただ、仲良くなりやすい反面、相性が悪かったりしてもキッチンなどで顔を合わせることがあり、そういった場合は少し気まずいこともあります。
セキュリティやサポートがしっかりしている
もう一つの利点はセキュリティやサポート体制が万全というところです。
寮は全てオートロックでフロア毎のキーも違うので同じ寮でも階が違うと中には入れません。
なので、うっかり自分の部屋に鍵を置いて外に出てしまうと戻れなくなります笑
私も何度かやらかし、部屋着のままAccommodation officeでスペアキーを借りるということをしました(3回目からは罰金になることも!)
また、セキュリティスタッフが定期的に巡回していて、Accommodation officeも24時間体制でトラブル対応をしています。
夜中の騒音(Partyなどでうるさいことが多々)や揉め事、設備の不具合も電話やメールをすると対応してくれるので安心です。
キッチンやトイレ、シャワー、廊下などの掃除もスタッフがやってくれ、トイレットペーパーやごみ袋も用意してくれるので自分で買う必要はありませんでした。
ただし、掃除のクオリティは人によるので、きれい好きな人には少し物足りない感じはあります…
寮費について
便利で安全な寮ですが、デメリットはやはり寮費が高いことでしょう。
私の寮は、各部屋にシャワー・トイレ付で大型冷蔵庫4台を10人でシェアというところでしたが、安くなるにつれてトイレ・シャワーが共有になったり、冷蔵庫のサイズや台数が減ったりと変化していきます。(学校のHPで事前に確認できると思います)
最安値は二人部屋ですが、やはりお互いの生活時間や習慣が合わないとなかなか厳しいようです。
また、人気な寮は申込多数だと抽選になることもあります。
寮費は一括と分割払いが選べましたが、支払い方法は振込かクレジットカードまたは小切手だったので、事前に海外送金の準備やクレジットカードの限度額の確認をしておくといいと思います。
あとは、できるだけ円高を狙うと節約ができるので、タイミング次第ですが可能なら為替相場も見ておくといいと思います。
シェアハウスは住みやすい?
次に留学生に人気なのがシェアハウスです。
家賃は寮より安いことが多いですが、少し不便なこともあるようです。
詳しくお話します♪
シェアハウスの特徴
シェアハウスは寮に比べると家賃が安いことが多く、価格や支払い方法、入退去日などもオーナーと直接交渉できわりと自由が利きます。
だいたい3~5人程でシェアする場合が多く、寮より割安なので現地学生も多く住んでいる印象でした。
物件によりますが、イギリスらしい一軒家だとリビングにソファやTVがあります。
寮は洗濯機がなくコインランドリーを使っていましたが、シェアハウスはだいたい洗濯機付きなのでそれも魅力です。
ただ、築年数が古いと設備が壊れたりもするようです。
実際にシェアハウスに住んでいた友人は、トイレが詰まる、暖房がつかないなど不具合があったにも関わらず、オーナーが遠方に住んでいて対応に時間がかかっていました。
また、学校から離れた場所になることも多く、その場合はバスや自転車での通学が必要になります。
コミュニケーションが大事
掃除やルール決めを学校がやってくれる寮とは違い、シェアハウスは自分たちで掃除やごみ当番などのルールを決めなくてはいけません。
ルームメイト同士でトラブルがあった場合も、寮は第三者(大学スタッフ)が介入してくれますが、シェアハウスは自分たちで対処が必要です。
部屋の備品トラブルはオーナーが基本的に対応しますが、24時間体制でサポートしてくれるわけではないので翌日や数週間後なんてこともあるようです。
ただ、シェアハウスに住む日本人学生から大きなトラブルはあまり聞きませんでしたので、基本的なコミュニケーションがしっかりとれる方であれば問題なくシェアハウスを楽しめるかと思います!
日本から探すのは難しい!
シェアハウスを探す中で一番ネックになるのがここかと思います。
学生寮は大学のHPなどから詳細を調べられますが、知らない土地のシェアハウス探しを日本から行うのはなかなか大変です。
実際に何人かシェアハウスに住む日本人の友人がいましたが、いずれもPre-sessionalコースに通っていました。
Pre-sessionalコースはIETLSのスコアが足りなかったり入学前に英語力を伸ばしたい留学生が始業前の7月から通えるオプションのコースです。
私の大学ではこのコースに通う学生はPre-sessionalコース専用の寮に住み、9月の本コースが開始する前に大学院生向けの寮やシェアハウスに引っ越すというものでした。
なので、その日本人の友人たちはPre-sessionalコース中で寮に住んでいる間にシェアハウスを探し、本コース開始前に引っ越しをしていたようです。
9月以降も寮を途中で引っ越すこともできますが、自分の部屋に入ってくれる代わりの生徒を見つけてからでないと途中解約が難しく、そのようなことをしている学生はあまり見かけませんでした。
まとめ
私は結局寮に住みましたが、もしまた留学できるならシェアハウスも体験してみたいなと思います。
どちらもメリットデメリットがあるので、検討の際に参考にしてみてください!