イギリス留学が決まると、必ず現地でお金を引きだす場面が出てきます。
でも実際にどのような手順でやるのかがわからないと不安ではありませんか?
ましてや英語を流暢に話せる人なら説明してもらえるかもしれませんが、現地の人に英語でペラペラ話されたらわからないなんて不安を抱えている人もいるのではないでしょうか?
ここでは、実際にどのようにATMでお金を引きだすかを解説していきます。
イギリスのATMは外に備え付けられている!?
日本では考えられませんが、イギリスでは銀行やスーパーの外にATMが備え付けられています。
実際に銀行内にも備え付けてあり、引き出すことは可能ですが、多くの人が外に備え付けのATMからお金を引き出しています。
全てが英語対応!
慣れれば非常に簡単なのですが、最初は全てが英語で記載してあり、手順も不安かと思いますので、ここで説明していきます。
- まずは、近すぎる位置で順番を待っていたり、怪しい人がいたりしないか確認します。
- カードを挿入します。
- 「Which language do you require?(どの言語を使用しますか?)」と表記の言語の選択で「English(英語)」を選択
- 「Enter your PIN(暗証番号を入力してください)」と出ますので、暗証番号を入力し、「ENTER」を押す
- 「WITHDRAWAL(引き出す)」を押す
- 引き出したい金額を選択する
(1. 引き出したい金額を打ち込む方法「Other Amountを選択」、2. 表示されている金額から選択する方法の2つがありますので、どちらか選んでくださいね!) - カードを受け取る
- 現金とレシートを受け取る
- カード・現金・レシートを受け取ったことを確認して終了
上記の手順ですぐに引き出せますので、安心してください!
必要な単語は、「Withdraw」引き出すという意味の単語が分かれば大丈夫だと思います。
イギリスの銀行口座を持っていれば、手数料は無料!?
イギリスの銀行口座を作った場合は、大手銀行のほとんどがATMを無料で使用することが出来ます。
日本の銀行カードを使用する場合はもちろん使用可能なのですが、カード会社によっては夜間の一部の時間が使用出来なかったり、手数料がかかる場合もあることがありますので、そちらは留学前にカード会社様に問い合わせした方が安全かと思います。
イギリス人は£50を持たない!?
日本人の感覚として、何かあった時を考えて1万円札を持って出かけることはないでしょうか?
1万円札を持っていれば何かあったら千円札・五千円札・小銭など対応ができるなんて考える方も多いでしょう。
しかし、イギリスでは1万円にあたる£50札を持つ人はほとんどいません。
イギリスでは£20以下のお札を使用するかクレジットカードでの支払いが主流
カード社会と言われるイギリスではクレジットカードでの支払いが主流ですが、現金で支払いをする場合は、£20以下のお札を使用する人が多いです。
- 実際に£50札を使えなくはないが、スーパーなどでは使えないところも多い
- 使用できたとしても支払う際に本物のお札かどうかチェックされる
- 大抵は使用を嫌がれる
データでしっかり使えないと出ている訳ではありませんが、私が以前£50札を使おうとした際、拒否されたことが圧倒的に多かったです。
使えない理由としては、支払われた側も使う場所が少ないため極力もらいたくないこと、偽札ではないか確認をしなくてはいけないという手間がかかるなどが考えられます。
ですから、皆さんが留学される際は、両替時に£20札以下で換金してもらう方が良いかと思います。
小銭での支払いも拒まれる場合もある!?
日本では現金で支払いをする際、お札も小銭も基本的には同じくらいの頻度で使用されるかと思います。
皆さんも一度はお会計の時に「小銭が多いのですが、、、」などと言って細かい小銭で支払いをしたことがあるのではないでしょうか?
一方で、イギリスでは大量のコインで支払うことを嫌がられる場合があります。
カフェなどではさほど問題ないかとは思いますが、スーパーでは拒まられる場合が多いです。
理由として考えられるのは、支払われる側が列が並んでいる中でわざわざ数えたくない、細かい計算が苦手などです。
小銭を使ってちょうどで支払いをしても拒まれる場合すらあるのです。
ですから、クレジットカードでの支払いをされるか、£1か£2のコイン(せめて45セントや30セントくらいまで)での支払いを行う方が良いかと思います。
まとめ
留学に行く際、語学力も不安な中でATMでお金を引き出すなんて、単語や方法がわからないと不安でいっぱいかと思います。
ですが、意外と簡単に出来ますし、上記の手順に沿ってボタンを押すだけなので1度行ってしまえば次回からは簡単に引き出すことが出来ます。
日本とイギリスでの現金の感覚を比較しつつ、的確な金額を引き出し、快適なイギリス留学生活が送れることを願っています。