イギリス大学院留学で起こる大変なこととは?何が大変で、その対処の方法とは?

イギリス留学を決めたけど、どういうことが大変なのか漠然としすぎて想像がつかないのではないでしょうか。

もちろん、英語力で授業についていけるのかどうかも気になるとは思いますが、それ以外には何が大変なのでしょうか。

正直勉強面も生活面も大変ではありますが、大変なことを知っているのと全く知らないのでは大きく違うと思います。

ここではイギリス大学院留学の体験に基づき、何が大変だったかを説明していきますので、留学前にでもこの記事を読んでもらい、備えてもらえたらと思います。

イギリス大学院の授業での大変な面とは?

ではまず、授業や生活面から見ていきます。

勝手がわからない

皆さんも大学に入学された時、友達も多くはなく、わからないことがあった場合、誰に聞いたら良いかもわからなかった経験はないでしょうか?

イギリスで留学した際も、入学してすぐは同じような環境に置かれます。

まず、授業のために何を準備したら良いのか、何を持っていけば良いのか、どこで授業が行われるのか、授業が休みになる場合はどこで確認できるのかなど渡英直後はわからないことだらけです。

また、当たり前ですが英語で案内されますし、日本と違って勝手がわからないので今振り返ると当時の私はわからないことだらけで、入学当初の2週間くらいは常にいろんなことに気を張っていたと思います。

ですが、経験上、入学後は下記のことを行えばある程度カバーできると思います。

  • 大学のポータブルサイトに登録する
  • 大学の授業が行われる教室を把握する
  • 同じクラスのメンバーと友達になる

まずはこの3つを抑えれば大丈夫かと思います。

まず留学後に行って欲しいのが、イギリス大学院に入学すると大学側からポータブルサイトに登録するように案内がきますので、そちらに登録することです。

そこで登録ができれば、授業に必要な最新の情報が確認できます。

次に、授業が始まる前に各授業が行われる校舎を確認しておきます。

授業が始まる前に1週間にオリエンテーションが行われるので、そこで友達を作ったり、大学構内を探検することをおすすめします。

とにかく各授業への準備が大変!

専攻にはよりますが、イギリスの大学院の生活では、1週間に3日くらいしか授業に出席はしません。

これだけ聞くと楽じゃんと思いがちですが、各授業の予習で100ページづつくらい宿題が出ます。

これが、非常にハードなのです・・・

ただその課題の文献・ケーススタディーを読むだけでなく、自分なりに内容を把握・解釈し、意見まで考えなくてはいけません。

そのため、多くの学生が夜遅く(日が明けたなんてこともよくありました笑)まで図書館・大学の構内・寮で勉強していました。

日本の大学は、一定の時間になると校内が締め切られ勉強できませんが、イギリスの大学では、24時間空いてます。

そのため、多くの学生が構内や寮で勉強していました。

生活面での大変な事

授業が大変な事はわかっていただけたかと思いますが、生活面ではどうでしょうか。

物価が高いから節約生活

お金持ちの方なら関係ないですが、多くの方にとって一番気になるのが費用面かと思います。

やはりいくら日本も物価の高い国とは言われてますが、イギリスも物価は高いです。

ですから、多くの学生が節約して生活していました。

違う記事で節約のためにどのようなことが出来るか書きましたので、こちらも合わせてご覧ください。

精神面で大変だったことは?

恥ずかしいことですが、一時期精神的に追い詰められたこともありました。

ここでは精神的に辛かったことを紹介します。

天気が悪いため、気分が沈みがち・・・

イギリスは天気が悪いことが有名で、1日に1回は雨が降るといっても過言ではありません。

さっきまで天気が良かったのに今は雨が降っているなんてことも多いです。

天気が悪い上に寒く、さらには授業の課題が多く、室内にこもっているとなるとだいぶ気持ち的に沈んできてしまうんです・・・

そのため学校内に併設しているジムに通ったり、たまには友達とパブにいって気分転換することをおすすめします。

私も気分が落ちた時には、気分転換をして乗り切っていました。

ですから、しっかり息抜きをしてメンタルマネジメントをしてください!

卒業出来るかどうかと就職活動が同タイミングで襲う

精神的にやられる部分の1つとして「卒業」と「就職活動」がちらつくことかと思います。

ただでさえ授業が終わって修士論文(Dissertation)で大変なのに、同タイミングで就職活動もしなくてはいけないのです。

また、その大変な環境なのが日本人だけという点もより大変なのです。

他の国の学生は修士論文(Dissertation)にだけ集中しており、ギャップがあるのも事実です。

他の国の学生には、日本人の就職活動は変わっているって聞いたけど、本当にそうなんだね!なんて笑って言われたほどです。

両立するのは確かに大変ですが、イギリスの大学院にまで来ているほどですから絶対なんとかなりますので、私のように焦ることなく、「卒業」と「就職活動」を有意義にしていただければと思います。

まとめ

確かにイギリス大学院留学は、日本と勝手が違うため、留学当初は戸惑いますが、大学のポータブルサイトに登録して友達ができれば解決しますので、安心してください。

また、天気が悪かったり物価が高かったりとコンディションが悪い部分もありますが、あまり深く考えすぎず、しっかり気分転換してイギリス生活を楽しんでもらえればと思います。

また、大変なことが多いからとネガティブにならず、必ずなんとかなりますので、より成長出来る場としてイギリス大学院留学が有意義なものになることを祈ってます。