イギリスに留学する際、日本での携帯はどうしたらいいでしょうか。
継続したままに出来るのか、それとも一旦解約してイギリスで携帯借りるのかなど不明点があるかと思います。
ここでは日本で携帯は解約せず、2つの提案(SIMフリーで現地でも使う/現地で携帯電話会社と契約する)を解説します。
イギリスに留学したら、今の携帯って使えるの?
イギリスに留学した際、気になるのが今使っている携帯を解約しなくてはいけないかどうかと、現地では使えるかどうかだと思います。
今お使いの携帯、現地でも使えます!
まず、日本の携帯をそのままイギリスに持っていった時に使えるのでしょうか。
結論としては、電話機能以外なら使えます!
イギリスでは、多くの場所で無料でwifiが使えます。
- 空港
- 駅
- 銀行
- カフェ
- レストラン
- 街中
- ショッピングモール
など基本的なスポットでは使えると思っていて大丈夫だと思います。
そのため、日本の携帯を持っていっても、機内モードに設定し、現地では無料で電話以外の機能を使うことができます。
日本で契約した携帯をそのまま持っていくメリット
- 今使っている携帯をそのまま使える
- 日本の携帯を持っていくため、何かあっても日本語で対応が可能
日本で契約した携帯をそのまま持っていくデメリット
- 電話機能が使えない
- 無料のwifiがあるところでしか使えない
日本の携帯をそのまま持っていった際、使うことは可能です。
そのため旅行のみだったら携帯をそのまま契約し続け、無料wifiで生活するということも可能かと思いますが、イギリス留学の場合はおすすめできません。
なぜなら様々な場面で現地で連絡がつく連絡先を記入しなくてはいけない場合がある上、随時使えないのは不便だからです。
ですが、イギリスに渡英してすぐは携帯を使えない環境になりますので、今使っている携帯を持っていくことはおすすめします。
イギリス留学の前に日本で行うこと!
イギリス留学の前は大学に申請といろいろと大変ですが、これだけはやってください!
今使っている携帯を現地で使うかどうか決める
今お持ちの携帯をいつ購入したかによりますが、「SIMロックが解除できるかどうか」によって大きく変わります。
こちらはお使いの携帯の機種や携帯電話を契約している会社によって違うため、まずは携帯会社に確認して欲しいですが、まずは使えるのかどうかを見ていきましょう。
そもそもSIMとは?
まずSIMとは何でしょうか。
こちらは携帯の中に挿入されているSIMカードと呼ばれるICチップのことです。
このSIMカードがあることで、電話ができ、インターネットにも自由に繋げることが出来ます。
基本的に携帯を携帯電話会社で契約するとSIMカードが発行されて、携帯の中に挿入されています。
SIMがわかったところで、SIMロックとは?
そのSIMカードを取り外すことができるかどうか、というのをSIMロックが解除できるかどうかと言います。
SIMカードを取り出せて違うSIMカードを使えるということをSIMロック解除ができると言います。
このSIMロックが解除出来れば、現地でSIMカードを購入し、それを装着することで今使っている携帯で、今使っている携帯のように電話もインターネットも使うことが出来る様になります。
まずは携帯電話会社に連絡する
では、SIMロックを解除するにはどうしたらいいでしょうか。
まずはお持ちの携帯電話会社に連絡します。
そこで、あなたが使っている携帯が「SIMロックを解除できるかどうか」を確認してください。
また、その理由として留学に行くことを伝えます。
そのことで、携帯会社側から一番安いプランで日本での携帯電話の電話番号を残しつつ、現地でも使える案を提案してもらえると思います。
SIMロック解除が可能な場合(SIMフリーな場合):携帯の機種や契約会社にもよりますが、最近の携帯なら大半がSIMロック解除ができるSIMフリーという携帯のため、現地でSIM を買って、現地でも使えます。
SIMロック解除が不可能な場合(SIMフリーではない場合):その場合は、携帯を持っていっても現地では電話が使えないため、無料wifiの下のみで使うか、現地で現地の携帯電話会社と新たに契約するという選択肢になります。
イギリス留学後に現地で行うこと(SIMフリー編)
ここからは、携帯の状況に合わせて説明していきます。
- SIMフリーの携帯を持っていく場合
SIMフリーの携帯の場合、現地でSIMを買います。
SIMはどこでも売っており、スーパー・少し怪しげな携帯ショップ・携帯会社で購入が可能です。
ただ、SIMには2つのパターンがあり、1つはプリペイド(Pay as you go)といって、チャージ式です。
基本的にはそのSIMカードに入っている金額までしか使えません。
場所にもよりますが、安いSIMなら£8から購入でき、なくなったらチャージしていく(現地ではチャージではなく、トップアップと言います)方法があります。
留学している学生のほとんどがこのSIMを買って、足りなくなったらお金を入れる方法をとっていました。
イギリス留学後に現地で行うこと(SIMフリー不可能編)
私の場合はこちらにも該当するのですが、現地で携帯電話を契約しました。
その当時の私の携帯はSIMフリーではなかったため、イギリス留学前に日本で携帯会社に行き、一番安いプランで電話番号だけ残してもらう形で行きました。
そのため、日本の携帯も持っては行きましたが、イギリスでは1年間機内モードで使ってました。
- SIMフリーの携帯ではない場合
この場合は、現地の携帯電話会社で携帯を契約します。
イギリスには、Vodafone、O2、Tesco Mobile、Orangeなど色々な携帯電話会社があります。
大手という意味でいうと、O2やT-Mobile、Orangeが主流で、サービスも安定しているのがこの会社です。
一方でTesco MobileやVodafoneなどは大手の回線を借りて使うため、しばしば電波が悪い時がありますが、安いため現地の学生で使っているのが多いのはこちらでした。
私はイギリスに来て早々に契約してしまったので、O2にて契約したのですが、Vodafoneでもよかったかなと今となっては思います。
携帯を契約すると、Pay as you go(ペイアズユーゴー)というプリペイド式のものかPay monthly(ペイマンスリー)という月ごとで支払うものかを決めます。
Pay as you go(ペイアズユーゴー)は、支払った分だけ使えるもので、インターネット上でチャージ(現地ではトップアップ)が簡単に出来るため、留学生で現地で携帯を契約しているほとんどの人がこちらの契約でした。
一方で、Pay monthly(ペイマンスリー)は月ごとに支払う方法で、日本でも主流な月いくら払うか決まっている形式です。
こちらだと長期で契約すればするほど月の支払いが安くなるので、頻繁に携帯電話を使いそうな方はこちらがおすすめかと思います。
ですが、大学院は大学生と違って毎日遊んだり連絡をとったりしないため、Pay monthly(ペイマンスリー)よりはPay as you go(ペイアズユーゴー)の方が費用を安く抑えられる気がします。
イギリスで携帯を契約するために必要なもの
携帯電話を携帯電話会社で契約する際は何が必要なのでしょうか。
- 身分証明書
- 銀行口座
- 住所(自分宛の郵便物でも可)
こちらが基本的には必要です。
※銀行口座がない場合
留学してすぐに銀行口座が開設できれば問題ないですが、口座開設に2~3週間はかかるため、携帯電話を契約時に銀行口座がない場合があります。
その時は、Pay as you go(ペイアズユーゴー)でお金を入れておき(こちらは現金やクレジットカードでの支払いが可能)、Pay monthlyにすることを検討している人は、銀行口座開設後にPay monthlyに移行してもらうように調整してもらうのがいいと思います。
まとめ
まず今契約している携帯電話会社に行き、留学に行く旨を伝えて、一番安いプランにしてもらいます。
その後、SIMフリーかどうかを確認した上でSIMフリーであれば、そのままイギリスに持って行って、SIMカードをイギリスで購入して、使ってもらえばと思います。
一方で、SIMフリーではない携帯をお持ちの場合でも現地に持って行き、無料wifiではその携帯を使って、現地で携帯を契約してもらえれば良いかなと思います。