イギリスの大学や大学院に留学するためには、IELTSの受験が必須なのはご存知かと思います。
ただ、「ライティングの勉強方法がよく分からない」「自力でIELTSのライティングの得点を上げるにはどうしたら良いの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、予備校などに通わなくても自分で出来るオススメのライティング勉強方法を簡単に紹介します。
この記事を読めば、IELTSのライティングの勉強方法が分かり、得点を上げることができるでしょう。
イギリス留学に必須のIELTS勉強方法(ライティング編)
イギリスに正規留学するためには、大学の募集条件になっているIELTSの点数を取る必要があります。
ただ、ライティングは学校などであまり習わない分、勉強方法がよく分からないかもしれません。
まずは、ここで紹介する勉強方法を参考に、ライティングの勉強を始めてみましょう。
基本的な文法を学ぶ
実際に英文を書く練習をする前に、基本的な文法事項を学んでおきましょう。
なぜなら、正しい英語を書くには英文を組み立てる仕組みである文法を頭に入れておく必要があるからです。
まずは、中学レベルの文法をおさらいしておきましょう。
中学レベルの文法知識があれば、伝わる文章は組み立てられます。
ライティングを鍛えたいなら、何よりもまずは文法知識が必要です。
英語日記を書く
英語日記を書くという勉強方法は、ライティングのスキルを高める上で効果的です。
日本人の私たちはとにかくアウトプット量が足りていないので、定期的に英語をアウトプットする環境を整える必要があります。
英語日記でライティング力をつけるコツは、以下の通りです。
- 文法書や単語帳にある例文を使う
- 一部を変えてオリジナルの文を作る
- 分からない単語は都度調べる
これを繰り返すことで英語で書く力が、徐々についてきます。
ネイティブに添削してもらう
英語日記やその他練習で書いた文章は、なるべくネイティブに添削してもらいましょう。
自分でチェックすることも大切ですが、「a」や「the」などの冠詞等、細かなニュアンスはどうしても分からない部分があります。
ネイティブに添削してもらう方法は、以下のとおりです。
- 有料の添削サービス
- 無料の言語交換サービス
- コミュニケーションアプリ
この記事の最後に詳しく解説するので、参考にして勉強に役立ててください。
イギリス留学に必須「IELTS 」の参考書3選!(ライティング編)
ここではIELTSのライティングを攻略するのにおすすめの参考書を厳選して3つ紹介します。
文章を組み立てるのに必要な文法、オリジナルの文を作るための単語、ライティングスキルを伸ばすトレーニングを、以下の3つの教材で網羅することが可能です。
教材選びに悩んでいる方は、まずは以下の教材から手に取ってみましょう。
English Grammar in Use
English Grammar in Useは、世界中の英語学習者に愛用されている世界的に有名な文法書です。
英語でコミュニケーションを取るための文法が基礎から応用まで詳しく解説されています。
また、シンプルな説明と多くの練習問題によって、独学で文法を習得するのに非常に助けになるでしょう。
IELTSの勉強を始めるのに文法書選びに迷っている方は、まずこの一冊を手に取ってみてください。
実践IELTS英単語3500
英語の試験を受ける際に、その試験に出やすい単語を把握しておくことはとても重要です。
いくら読解力やテクニックがあっても、単語の意味が分からなければどうしようもありません。
実践IELTS英単語3500は、IELTSに必須の3500語が収録されていますが、IELTSで高得点を取るためには必修の単語ばかりです。
単語力に自信のない方は、実践IELTS英単語3500で単語を復習しておきましょう。
Improve Your IELTS Writing Skills
Improve Your IELTS Writing Skillsは、IELTSのライティングを練習するための問題集です。
全部で10ユニットに分かれていて、テーマごとの書き方やテクニックを学ぶことができます。
また、IELTS本番の問題形式や出題傾向も把握できるので、IELTSの問題慣れをするのにもぴったりです。
ライティングは試験ごとに出題のされ方が異なるので、問題に慣れるためにも問題集は1冊持っておきましょう。
イギリス留学前のIELTS ライティングの勉強に役立つサイトやアプリ
ここまで、IELTSのライティングについて勉強方法とおすすめの教材を紹介しました。
もちろん、ここまで説明したことを取り入れれば勉強はできるのですが、サイトやアプリを使うことでより効果的に進めることができます。
以下で紹介するサイトやアプリを取り入れて、ライティングスキルにさらに磨きをかけましょう。
オンライン添削サービス
執筆した英文をオンライン上で添削してくれるサービスを行なっているサイトがあります。
ライティングの練習を独学でするときに困るのが、「自分の書いた英文が合っているのか分からない」ということです。
以下のサービスを利用すれば、あなたの英文の間違いを指摘してくれるので、ライティング力の向上がさらに早まります。
これらのサイトでは、ネイティブ講師や英語の専門家、プロのライターなどが添削をしてくれるので安心でしょう。
無料言語交換サイト「Lang8」
まずは無料で添削を受けてみたいという人におすすめなのが、「Lang8」という言語交換サイトです。
「Lang8」は多言語を学んでいる世界中の第2言語学習者が利用しており、互いに互いの国の言語を教えあうことができます。
あなたの書いた英語の文章を、英語のネイティブスピーカーに添削してもらうこともできるので、お願いしてみると良いでしょう。
ただし、無料のサービスなので、あなたも日本語を勉強している学習者の文章を添削してあげるのがマナーですね。
HelloTalk
HelloTalkは、各言語を学んでいる人がその言語でやり取りをし合うSNSのようなアプリです。
TwitterやFacebookのように短文をつぶやく機能があったり、DMやLINEのように個別でメッセージを送り合うこともできます。
メッセージを送る中で誤りがあると相手が訂正してくれますし、また英文の添削を直接お願いしても良いでしょう。
特別、添削に特化したサービスではないですが、相手がいることでモチベーションのアップにも繋がるのでおすすめです。
まとめ
今回は、予備校などに通わなくても自分で出来るオススメのライティング勉強方法を簡単に紹介しました。
本記事の要点は、以下のとおりです。
- 基礎文法の習得→アウトプット→添削のサイクルを回すことでライティングは上達する
- IELTSのライティングで高得点を取るには、文法書、単語帳、問題集が必須
- オンラインで添削する方法はいくらでもあるので、自分に合ったものを利用する
この記事を参考にして、IELTSのライティングの勉強方法を知り、効果的なライティングの勉強を進めてくださいね。