留学先の選び方!イギリスの大学院はどうやって選べばいい?

イギリスの大学院にいざ行くとなってもどうやって大学院を決めた方がいいでしょうか。

日本だったら評判を簡単に調べることが出来ますが、イギリスだと直接現地の情報を集めるのも大変ですよね?

選ぶなら大学院ランキングからでしょうか?興味がある分野からでしょうか?

人によって色々な選び方はあるとは思いますが、私が選択肢した方法を記載していきたいと思います。

イギリスの大学院ランキングはあてにならない?

いろんな会社が大学院ランキングを出していますが、それだけを当てにしてはいけません!

メジャー別でのランキング

よく耳にするイギリスの大学と言えば、ケンブリッジやオックスフォードなどではないでしょうか?

この2つの大学は英タイムズ紙やガーディアン紙で常に大学のランキングで上位に位置し、学力もさることながら施設・学ぶ環境など総合的に非常に整った大学だと思います。

ですが、それ以外の大学となるとどのように選べば良いでしょうか。

イギリスの大学は、メジャー(専攻)によって大学のランキングが違います

例えば、総合評価の順位は高くないですが、1分野ではかなり評価されているなどということが多いです。

ですから、選ばれる際は、希望の専攻に絞って大学を探すことをオススメします。

例) 経済学に強い大学、開発学が有名な大学  など

ですから、選び方としては、

行きたい科目(専攻)を決める→その分野に強い大学をピックアップ→それぞれの大学を比較→入学条件を調べる

このフローで何校かに絞っていただくのがオススメです。

もし科目別のランキングを知りたい方はSI-UKのランキングを参考にしてください。

上手な大学院の選び方

最終的に第一志望・第二志望など、自分に合った大学院を選ぶ必要があるかと思いますが、何を基準に選べば良いでしょうか。

ここからは各基準を解説していきます。

場所・学ぶ環境

いざ大学院の候補が上がったとしても、それぞれの場所を確認する必要があるかと思います。

1つの校舎で完結しているのか、それとも専攻や科目によって校舎がバラバラなところに位置しているのかなどです。

例えばオックスフォードは、オックスフォード大学という1つの校舎はありません。

それぞれの校舎が点在し、エリア全体を指してオックスフォード大学と呼ばれます。

一方でマンチェスター大学は1つの校舎で完結しています。詳しく言えば多少専攻によって校舎は違いますが、1つのエリア内で様々な専攻の方と一緒に学べます。

また、大学が大きければ図書館や学習する施設も整っていますが、大学が比較的小さかったり点在していると自分の部屋で勉強したり、図書館まで〇〇分も歩いて行かなければならないなどということもあります。

ですから、それぞれの大学の環境も確認する必要があるかと思います。

教授やコース内容

一番大事と言っても過言ではないのが、教えてくれるプロフェッサーやコースの内容になるかと思います。

各大学のHPをご覧いただければ、どういう内容の授業をやるのかを確認できます。

そこで自分が学びたい内容を探して選ぶのが一番良いかと思います。

同じ専攻でも、教授によって教える授業なのか、教授はあくまで指示だけでグループワークをする授業が多い大学なのか、など本当にさまざまです。

ですから各大学のHPを見てしっかり確認する方が良いかと思います。

外国人比率

正直私はこれが決め手でした。

こんな決め方をするのは確かにどうかとは思いますが、私の中では、せっかくイギリスの大学院に行くため、日本人が少ない大学院が良いと思っていました。

専攻を学ぶのももちろんですが、1年しかないため、同時に英語も上達したいと思っていたからです。

幸いにも結局行った大学院には、その年に大学院生が私の他に1人しかいないという環境で、選んで良かったと思っています。

実際私が合格をもらったもう1つの大学院は日本人・中国人・インド人がかなり多く、就活の際に話を聞いたところ、やはりどうしても日本人同士で一緒にいると言ってました。

もちろん日本語で話せて一緒に不安を共有するのは心強いですが、せっかくイギリスに行くなら現地の方や他の国の方が多い方が良いなと個人的には思っています。

就職率

やはり大学院に入学することも大事ですが、その先の就職も同じくらい重要になってくるかと思います。

そのため、各大学院のその後の進路や就職率も併せて確認する方が良いと思います。

と言うのも、日本も同じかもわかりませんが、大学院を修了後もそこで一緒に切磋琢磨した友人とは生涯の友になります。

その生涯の友人が仕事で同僚になる可能性も低くはないのです。

海外では、転職先を友人の紹介で仕事が決まったということも多くあり、同じ大学院で優秀だったので紹介します→採用というケースも少なくありません。

ですから、大学院だけでなく、その後の進路も視野に入れることをオススメします。

留学経験者・留学斡旋会社に聞く!

やはり現地に行った方の意見を聞くのも重要です。

経験者に聞く

やはり一番良い情報収集は経験者に聞くことだと思います。

でもイギリスの大学院を修了した友人や先輩のツテがない。安心してください!

FacebookやLinkedinで大学院の名前を検索していただければ、必ずどなたかが行っています。

その方にアプローチして生の情報を聞くのが一番有力な情報が聞けると思いますので、この方法も参考にしてもらえればと思います。

留学斡旋会社に聞く!

私がお世話になったbeoやBritish council、SI-UKなど多くの留学斡旋会社が留学フェアというものを定期的に開催しています。

そこにはいろんな大学の教授がいらっしゃって一度に多くの大学院の情報を聞くことが出来ます。

そこで疑問点や大学の雰囲気などを直接聞いて参考にするのもありかなと思います。

※留学フェアには通訳の方もいらっしゃるので、英語が出来なくてもサポートしてくれます。

まとめ

もちろんどこの大学院も素敵な大学院ではありますが、大学院選びは今後の人生を送る上で非常に重要になっていきます。

ですから、慎重に後悔のないように選ばれることをオススメします。

この記事が皆様の大学院生活がより充実したものになるよう少しでもお役に立てたら光栄です。