イギリスに留学する人必見!ビザ(査証)の取得手順について解説

いざ留学となって必要なビザ(Visa)!

イギリスに留学する際に必ずビザが必要になりますので、今回は学生ビザの取得方法について解説していきます。

ビザの申請前に必要なこと

さて、ビザを申請する前にそもそもやっておかなくてはいけないことがあります!

行く大学・大学院をチェック

大学または大学院が Highly trusted sponsorかどうか

イギリスのビザを申請する時に大学院に行かれる方はその行かれる大学院がHighly trusted sponsorかどうかを調べてください。

【Highly trusted sponsorだった場合】

Highly trusted sponsorに登録されている大学、または大学院だとビザ申請時に財政証明書というものの提示が不要になります。

【Highly trusted sponsorではなかった場合】

登録されてない大学、大学院でももちろん大丈夫です。

登録されていない大学や大学院に留学、または個別留学等々になると財政証明書が必要になります。

自分の口座(日本の口座)に28日以上一定の金額が入っているかどうかを証明書する財政証明書の提出が求められる場合があるそうです。

そのため、留学に行かれると決まった方は何かの時に備えて早い段階からの個人口座開設をお勧めします。

向こうでも何かと自分のからの口座の支払いがどうとかって言われるので作っておいて損はないと思います!

とりあえず長期の留学を決めた方は是非ここを先にチェックしておいてください。

ビザの申請の手順

 

ビザを申請するとなると色々な書類を揃えたり、申請の手配をする必要があります。ここからは何の書類が必要なのか、どうやって申請するのかを詳しく見ていきます。

申請に必要な書類を揃える

申請に必要な資料は下記になります。

CAS(Confirmation of Acceptance for Studies)

大学または大学院の入学許可証的なものです。これは絶対に必要ですので、プリントアウトして持って行ってください。

・CASの取得方法

CASを大学からもらえる手順としましては、

  1. 大学からoffer letterをもらう
  2. 大学にdepositを支払う(私の場合はdeposit以外にもアンケートにも回答しなくてはいけませんでした)
  3. 大学側で②が確認できたら、CASがメールで送られてきます。

CASはこんな感じです。

寮(滞在先)への申請書、寮費を支払った場合はそのレシート

パスポート

オンライン上のビザ申請書

ビザの予約証明書

写真2枚(ビザの申請所でも撮れるみたいです)

英語の証明書、航空券、英文証明書も提出をお願いされる場合もあるみたいで、私は持って行きましたが、要求されませんでした。

※ビザの申請に必要な書類の詳細はよく変わりますので、UK visas and immigrationでその都度確認してください。

本当によく変わります!

ビザ申請のための予約

上記で必要な書類は確認できたかと思いますが、書類を揃えただけでは、いくらビザ申請センターに行っても申請出来ません。

まず、ビザを申請するための予約が必要です。

①オンラインにてビザ申請

サイト(UK visas and immigration)よりオンラインでビザ申請を行わなくてはいけません。

※こちらは全部英語になるため、間違いがないよう慎重に行ってください。
※また、ビザ申請は渡英する3ヶ月前から可能ですので、できる限り早く行ってください!

また、申請時に£348かかります。クレジットカードでも支払い可能です。

②ビザ申請センターに行くための予約

こちらも申請のために事前に予約が必要です。予約はコチラ

予約が完了したら、お近くの下記のビザ申請センターに行きます。

【東京の場合】

・合同会社VFSサービシズ・ジャパン

〒105-0021 東京都港区東新橋2-3-14 エディフィチオトーコー4F

営業時間 月曜〜金曜 (8:00~14:00)

 

【大阪の場合】

・合同会社VFSサービシズ・ジャパン

〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1-3-5 リプロ南船場ビル10F

営業時間 月曜〜金曜 (8:00~14:00)

③ビザ申請センターに行く

予約した当日は、15分前までには着くよう時間に余裕を持って行ってください。

申請者の代理は行えず、必ず本人が行かなくてはいけません。また、18歳未満の方は保護者の同伴が必要です。

また、入館時のセキュリティーも厳しいため、危険物の持ち込みは禁止されていますので、注意してください。

持ち込み不可のものに関しての詳細はコチラから確認してください。

④いざ申請

必要な書類を提出すれば、あとは申請が完了したとのメールでの連絡を待つだけになります。

※場合によっては、申請に時間がかかる場合がありますので、本当に余裕を持って申請を行っていただければと思います。

追記

私がビザを申請した際、出発までに時間がなかったため、優先ビザサービス(33,000円くらいです)というサービスを使用しました。

これには別途費用がかかるのですが、3~5日最長でも1週間程度でビザを取得出来ます。余裕を持って申請できるのが、一番ですが、出発ギリギリの場合は優先ビザサービスを使用するのも手だと思います。

 

⑤ビザが貼られたパスポートの受け取り

ビザが無事取得でき、引き取り完了との連絡がきたら、またビザ申請センターに引き取りに行きます。

※引き取りの場合は代理人でも引き取ることは可能ですが、別途代理人の委任状が必要になります。

ただここで問題なのが、引き取り可能時間が1時間だけですので、十分注意してください。

引き取り可能時間 月曜〜金曜 (13:00~14:00)

 

余談:ギリギリ&張り込み体験談
上記にも書きましたが、私は渡英まで時間がなかったので優先ビザサービスを使用しました。申請を金曜日にした関係で、審査が終わりましたとマニラからの連絡が来たのが火曜日でした。実は私はその3日後の金曜日の飛行機を予約していたため、どうしてもその週にビザを取得しなくてはいけませんでした。火曜日にマニラから審査が終わったと連絡がきたもの水曜も木曜の午前中でも日本にビザが到着しましたとの連絡がありませんでした。そのため、木曜日は有楽町にて張り込み、今日中にもらわないと明日飛行機乗れず、チケットを変えざるをえなくなるため13:30頃にビザ申請センターに行って、ビザ届いてませんか?と直接伺いました。※ちなみにビザがどこにあるかは直接確認するかメールをひたすら待つかの2択です!

幸運にも木曜日の13時着の便でビザ申請センターに届いたとのことだったため、ばっちりなタイミングでビザをもらい無事渡英に至りました。

※私みたいにハラハラするのではなく、皆様には余裕を持った申請をおすすめします。

まとめ

以上ビザについてざっと書きましたが、結論としましては、

  1. 財政証明書が必要かどうかを確認すること
  2. 提出資料をきちんと揃える
    (イギリスの入国審査でもCAS、寮の住所の提示を求められました)
  3. ビザ申請前後に余裕をもった期間を設けること

が重要だと思います!

皆様が無事渡英出来ますように!